東京国際映画祭『パフューム -ある人殺しの物語-』 [映画]
今日は、映画祭で上映された『パフューム』(2007年3月公開予定 出演:ベン・ウィショー、ダスティン・ホフマン)を見に行って来ました。驚異的な臭覚を持つ青年が、町ですれ違った女性の体臭に惹かれ、それを手に入れるべく調香師になり才能を発揮するが・・・という話。
大ベストセラーになった小説の映画化で、スピルバーグやスコセッシが制作権を奪い合ったと言う作品。ちょっと期待して行ったのですが、正直あまり気分良く見れる映画ではありませんでした 連続殺人の話なので当然と言えば当然なんですが、殺人の動機や主人公の心理状態があまりにも理解を超えていると言うか・・・ また、『驚愕的なラスト』と言われているものも、途中から読めなくもないし、しかもちょっとえぐい気が・・・。愛されず、また愛す事を知らずに育った青年。その上、類まれな臭覚を生まれ持ってしまったがための悲しいストーリーではあるんでしょうが、私には残念ながら受け入れることが出来ませんでした。
全国公開系の映画のようですが、単館くらいにした方がいいんじゃないかなぁ
追伸: 脇を固めたダスティン・ホフマンも良かったですが、ハリーポッターシリーズのスネイプ先生が出ていて感動 ハリポタでは黒髪でちょっとミステリアスな雰囲気を出していますが、こちらでは全く違い、娘を必至に守ろうとする父親役。髪が白髪交じりの茶髪だったのですぐには気が付きませんでしたが、あの特徴ある声で分りました♪
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