『手紙』 [映画]
『手紙』を見てきました。強盗殺人を犯して服役中の兄をもつ1人の青年の苦悩だらけの人生を描いた作品です。主人公の青年を山田孝之、その兄を玉山鉄二が好演していました。山田孝之を一番最初にテレビで見たときは、なんて可愛い子なんだろう・・・と思ったのですが、ここ最近はあまり明るい作品に恵まれず、さらにスキャンダルが拍車をかけて爽やかなイメージからかけ離れてしまっていたのですが、それが返ってこの役にはいい効果をもたらしたのか、苦悩する青年をうまく演じていたと思います。また、今まではイケメン俳優としてしか見てなかった玉山鉄二が、今回始めて役者に見えた気がしました。ただ、号泣する映画かと思って観に行ったのですが、意外とストーリーは淡々と流れていった気がします。とは言え、ラストのシーンでは泣かされてしまいましたが・・・
自分の人生なんだから、後悔のないように生きたい。それはもちろん大事なことだとは思います。が、それと同時に、自分の行動がどれだけ周りの人間に影響を及ぼすのか、それに自分がちゃんと責任をもてるのか、それも考えなくてはいけないんだなぁ・・・と思い知らされる作品でした
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